林と原の器づくり

瀬戸で陶芸を学んで、東京で作陶している2人の制作・作品について紹介するブログです。

オープニングパーティーでフルスイング

数日前に、宙さん20周年企画のオープニングパーティーに行ってきました。

個展初日の内田鋼一さんや関東近郊の作家さんがいらっしゃってました。

私はいつも通り緊張でガチガチでしたが、その日は何を思ったか数人の作家さんに話しかけてしまって、わけがわからないことを口走ったり、相手の話に集中できなかったり。敬意を示したい気持ちが前のめりになって変な気のまわし方をしてしまったり、軽率は言動をするという失態を犯しました。いつもこうなるのがわかっているので出来るだけ大人しくしているのに。

帰ってからかなり落ち込みましたが、林さんは、空振りだったのかもしれないけどフルスイングした心意気はかうと評価してくれました。良いホームランバッターになるにはここで萎縮せずにフルスイングを続けるんだそうですが、試合に出るの(在廊)が年に二回ほどではちょっと上達は厳しいと思います。

そんなこんなで、宙さんの20周年企画、第二弾の「スタンダード そしてこれから」が11月18日からスタートします。作家さん58人が10点ずつ出品する企画です。

10点のうち5点は定番のもの。もう半分の5点はこれからチャレンジしていきたいという兆しがみえるものを出品します。とても面白そうな企画♪でも、「これから」の5点には悩まされました。作るほうは結構しんどい企画です。私も林さんも出品します。

私は失敗したり悩んだりした結果、ちょっと守りに入ってしまったかもしれません。でも自分でもこれは好きだなーってものを出品するので是非観に来てください。

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愛と感動の日々

ご無沙汰してます、林です。

H.WORKSさんでの2人展が終わって、平和な日々が訪れております。

といっても仕事がないわけではなく来月には小さな企画展が2つあって、他にも注文の品をたくさん作らなければなりません。それでも、神経が昂って睡眠不足になるようなことはなくなりました。プレッシャー無く作るっていいなぁと思いつつも、そのうち退屈になってまた企画展をやりたくなるのだと思います。なかなか程よいバランスというのは見つからないものです。

 

最近、原が「大草原の小さな家」のDVDボックスを買いました。それというのも僕が大の「大草原」ファンで(5回以上は再放送を見ている)、何度か「大草原の小さな家」がいかに面白いかを語ったからだと思います。

このドラマ、おそらく40代以上の方しか知らないと思いますが、家族愛を描いた笑いあり涙ありの長寿ドラマ(全200話以上!)。僕はオープニングのローラを見ただけで、「ローラ、こんなに小さかったんだねぇ」とメロメロです。

そのドラマに涙腺の弱い原はドップリとはまって、最近では仕事部屋にポータブルDVDプレーヤーを持ち込んで絵付けをしています。

なので僕が仕事をしていると隣の部屋から、「あーっ!!」という声とか、感動して鼻をすする音とかが聞こえてきます(笑)。

それでも絵付けは普段と全く変わらず、安定感抜群なのはさすがなのですが。

まだ残りが100話近くあるので、しばらくこんな日々が続きそうです。

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二人展終了

先週末に二人展が終了しました。

たくさんの方々にお越しいただき、ありがとうございました!

それにしても展示がはじまってから今日まであっという間でした。始まる前はかなり荒れた生活をしていたのでやっと立て直したかんじです。

久々に夫婦での二人展をして、この感じ思い出しました。

でも、林さんの器と私の器を一緒にあっても違和感がないねと言ってもらったり、両方の器を持ち帰ってくださる方が多くて、一緒に観てもらうというのも良いなと思いました。

また夫婦での二人展、あると思います。頑張ります。

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 続いて林です。2人展、来ていただいた方ありがとうございました。

来れなくても、ブログとか覗いてくれてありがとうございました。

この2人展の期間中に、瀬戸の陶芸友達の展示が東京で3つもありました。ちょうどお休み気分だった僕は全部見に行けて、とてもよいリフレッシュ&刺激になりました。

陶芸って基本的に孤独な作業なので、いろいろな疑問、悩み、愚痴などを解消する機会が少ないと思います。なので久しぶりに友人に会うと、話題は近況報告→情報交換→愚痴の言い合い、といったパターンが多いです。(僕の場合)

今回、まとめて発散したのでまたしばらく頑張れそうです。