林と原の器づくり

瀬戸で陶芸を学んで、東京で作陶している2人の制作・作品について紹介するブログです。

妄想天国

こんばんは、林です。

前回の日記で紹介したDMの文章のなかで、僕の器を「使い心地には定評がある」と紹介してくれています。

すごく嬉しい言葉ですが、では「使いやすい」というのはどういうモノのことをいうんでしょ??

単純に考えると、食器では「大きさ・形がちょうどよくて、軽くて、丈夫で、汚れなくて‥」といったところでしょうか。

でもそうするとプラスチック最強なんです、病院とか給食で使う食器がベストです。

洋服でいえば、スウェットとかジャージ最強!、田舎のヤンキーファッションです。

もちろん実際にはそんなわけはなくて、使いやすいというのは形状だけではなく、「自分の生活スタイルに合っている、幅広く使える」というのが大事だと思うんです。

だからヘビロテしてもらえる器をつくるためには、使う人の生活スタイルとか、さまざまな料理を盛った時の雰囲気を想像(妄想?)するのが大事だと思ってます。

まあ言うのは簡単でも、実際はなかなか難しいのですが‥

ええ、まとまりなくなりましたが、前回のDMにのっていた僕の器の写真。

こんな風に使ってみたいなぁ、と妄想していただけたら嬉しいです。

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                      林健二:掛分楕円皿