林と原の器づくり

瀬戸で陶芸を学んで、東京で作陶している2人の制作・作品について紹介するブログです。

器づくりの葛藤

こんばんは、林です。

最近、ちょびっと制作に余裕がでてきたので色々と新作の試作をしています。

まあなかなかバシッとハマるものではないので、いつまでもモヤモヤとしていますが‥。

そこでいつも悩みのタネになるのが、「スペシャル」と「スタンダード」のバランス関係。

やっぱり器を作るからには、お店でお客さんの目をひいて手に取ってもらいたい。つまりスペシャルな要素を器に盛りこみたくなる。

その一方、買って頂いたお客さんにはヘビロテで使ってもらえるようにしたい。つまり使いやすいスタンダードな器にしたい。

両方の要素が両立してくれれば問題ないんですが、それがなかなか難問なわけで‥

考えてみれば「普通なんだけど素敵」ってのは、一番実力が必要なんでしょうねえ。おいしい白飯とお味噌汁的なものなのかな。

以前作った象のお皿、見た目はかなり特徴的なんです。ただそれで使えないようじゃダメなんで自分でも使ってみています。

これ今日のお昼ごはん。買ったおにぎり。

どうでしょ?美味しそうですかね?

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