林と原の器づくり

瀬戸で陶芸を学んで、東京で作陶している2人の制作・作品について紹介するブログです。

染付誕生400年展

先日、根津美術館で開催中の「染付誕生400年展」に行ってきました。

その企画名からものすごく期待して行ったのですが、意外に展示数が少なく、少しがっかり。後で気づいたけどチラシにはちゃんとコレクション展とかいてあったので勝手に妄想を膨らませた私がわるいのですが。

でも内容はとても良かったです。常設もよかった。お腹が空いてしまってちゃんとみれなかったけどお庭も綺麗でした。

私は美術館で並んでいる器をみると、どちらかというと先に絵をみてしまう傾向があります。面白いモチーフとか図案の配置とか。でも林さんは私とは違い素材感や形に興味をもつ傾向があって、一緒に行くと新しい発見があったりします。

どんなところに興味を持つかも個性でそれが自分の器づくりにも表れてくるのだと思います。同じものをみても感じ方が違うのはとても面白いです。作家さんはたくさんいるのに全く同じものをつくる人がいないのも、考えてみれば不思議な気がします。

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