林と原の器づくり

瀬戸で陶芸を学んで、東京で作陶している2人の制作・作品について紹介するブログです。

誰かのために器をつくる

こんにちは。原です。

林さんと、育児と仕事を分担して作ることを再開しました。はじめは育児の傍ら少しでも陶芸をしようと思っていましたが、育児も陶芸もそんなに甘くはなく、気が付いたら陶芸から離れて約二年たっていました。

再開の手はじめとして、ずっと作ろうと思っていたものを作りました。娘の名前の花と干支の動物を描いたそば猪口です。でもこれは失敗しました。干支の動物と花がなんかアンバランスでした。

そして、娘の好きな鴨の絵皿。娘に「カモいゆ!!」って言ってほしくてリアルに描きすぎました。これも失敗です。

誰かのためにつくるのってすごく難しいですね。気持ちが入りすぎちゃうんだと思います。やっぱり純粋に良い器をつくるために、という頭でいないとダメだなと思い直しました。

休業中に描いたアイディアスケッチは娘のためにとか、子どものためにとか考えていたので、ほぼ全部ボツになりそうです(笑)

でもいつか、これならばと思うものがあったら娘や子供用の器を作りたいです。

そんなわけで気持ちを新たに新作に取り組んでいます。

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