林と原の器づくり

瀬戸で陶芸を学んで、東京で作陶している2人の制作・作品について紹介するブログです。

カルガモとネコ

f:id:siromike:20170101122557j:plain

先日、鳥を観察するために初心者向けの双眼鏡を買いました。

最近観察できた野鳥は、メジロやバンにサギや鵜、なんとカワセミオオタカまで発見してしまいました。オオタカはすごく遠くにいてなんとなくしかわからなかったけど、なんかオーラがありました。カワセミは自前の双眼鏡でばっちり見えました。カラフルで表面がキラキラして、すごくすごく綺麗で感動しました。

でもなんだかんだいって私が一番好きな鳥はカルガモです。この前スーパーの袋を持って池沿いを歩いていたらカモがスイスイ近寄ってくるんです。遠くからもワラワラとたくさんのカモが。しかもゆっくりゆっくり歩いてみたらスイスイ泳ぎながらついてくるんです。スーパーの袋にはネギが入っているというのに!!人間がいるのに平気で陸地にあがって道を横切るし、ちょっとおバカなところがなんとも可愛いです。

そして人間には無愛想なうちのネコたちもなかなか可愛いです。

f:id:siromike:20161216153631j:plain

 

 

 

 

 

 

 

 

染付誕生400年展

先日、根津美術館で開催中の「染付誕生400年展」に行ってきました。

その企画名からものすごく期待して行ったのですが、意外に展示数が少なく、少しがっかり。後で気づいたけどチラシにはちゃんとコレクション展とかいてあったので勝手に妄想を膨らませた私がわるいのですが。

でも内容はとても良かったです。常設もよかった。お腹が空いてしまってちゃんとみれなかったけどお庭も綺麗でした。

私は美術館で並んでいる器をみると、どちらかというと先に絵をみてしまう傾向があります。面白いモチーフとか図案の配置とか。でも林さんは私とは違い素材感や形に興味をもつ傾向があって、一緒に行くと新しい発見があったりします。

どんなところに興味を持つかも個性でそれが自分の器づくりにも表れてくるのだと思います。同じものをみても感じ方が違うのはとても面白いです。作家さんはたくさんいるのに全く同じものをつくる人がいないのも、考えてみれば不思議な気がします。

f:id:siromike:20160908133752j:plain

 

浮世の馬鹿

こんばんは、林です。

気がついたら新年も11日が経過していました。

僕は年が明けてからなんか腑抜けのようになってしまって、一応仕事はしているのですがどうも気合が入らない。新作とかも考えようとしているのですが、どうも頭がボーっとしていてなにも閃めきません。去年ずっと忙しかったせいか、年明け早々頭がストライキを起こしているみたいです。
こんな時はスパっと2、3日休みをとって気分転換をした方がいいのでしょうが、家と仕事場が一緒のせいかなんとなく仕事から離れられず、ズルズルと働いています。

 

とっくの昔に亡くなった僕の祖母の口グセが「寝るより楽はなかりけり」だったのですが、これに続きがあることを最近知りました。

正しくは「世の中に寝るより楽はなかりけり、浮世の馬鹿は起きてはたらく」というそうです。なかなか面白いですね。

ちょっと意味は違いますが、最近の僕はまさに「浮世の馬鹿」。働くときと休む時の切り替えをしっかりとできるといいのですが。

もうちょっと猫たちを見習って、惰眠をむさぼりたいです。

f:id:siromike:20160829155223j:plain