林と原の器づくり

瀬戸で陶芸を学んで、東京で作陶している2人の制作・作品について紹介するブログです。

在廊でテンパる

原です。5日、6日と宙さんで在廊してきました。

私は普段、ひとりで黙々と作業していることが多く、猫と林さん以外の人と話すことがないので、久々にたくさんの人と会ってかなりテンパってしまいました。この仕事をはじめて、年々人とのコミュニケーション能力が退化しているような気がします。

そんな私に比べて蜂谷さんはご自身の器について話すのがとても上手で、作るときにいかに使う方への配慮をもっているかということが伝わってきました。使ってみたいと思えるような器ばかり。

私も私なりにいろいろ考えているつもりですが、使う相手ひとりひとりに少し寄り添ってみようかなと考えると自分の器をどのようにでも広げていけるんだなと、二日目にして発見がありました。器づくりの道は深いです。

そしてこの二日間でお会いできた皆さん、気さくに話しかけてくださってとても嬉しかったです。このブログをみて来てくださった方もたくさんいて、「こんなに更新しないブログをいつもチェックしてくださってるんですね!!」と恐縮してしまいました。ありがとうございます。

早くも課題をみつけてもう終わってしまったかのように書いてしまいましたが、まだまだ会期は始まったばかりです。蜂谷さんの素敵な器と私の器を観に来てください。(明日9日は休みです)

写真は新作のお皿です。この釉薬はしばらくどう使ったらいいものかと温めていたんですが宙さんのリクエストで久々の復活です。

f:id:siromike:20161103111011j:plain

f:id:siromike:20161103111000j:plain

f:id:siromike:20161103111352j:plain

そして新作の豆皿。これはスイカ。他にも同じ形で芙蓉、大根、椿があります。

f:id:siromike:20160908135516j:plain